UnityのTimelineにトゥイーン機能を追加するライブラリ「Tween Playables」を公開しました。
使い方はいつも通りREADMEを参考に。
Timelineを使ってみて
最近UnityのTimelineを使い始め、その便利さにめちゃくちゃ感動したわけなのですが、その一方で絶妙に使いづらい部分も目立ちました。
というのも、Timeline上でオブジェクトを動かそうとすると基本的にはAnimation Trackを使わなければなりません。このAnimation Track、ほぼ何でもアニメーションできるのはいいのですが、イージングをかけるのが少し面倒だったり、位置を調整しようとするとClipとして書き出さなければならなかったり、編集の際にAnimationウィンドウを開かなければならなかったり...
要するに、トゥイーンのような単純なアニメーションの制作には向いていないなという印象でした。
そこでUnity公式のアセットであるDefault Playablesを導入したのですが、これがまた不便でして。TransformのTweenトラックはあるものの、開始と終了の値はTransformの参照で指定するため、いちいちオブジェクトを2つ作らなければならない...
他のトラックも絶妙に不便な部分が多く、正直に言ってTimeline拡張のチュートリアル程度のアセットでしかありませんでした。本当に公式のアセットかこれ
Asset Storeにはいい感じのものはなかったので、OSSでないかなーとGithubを探していて、見つけたのがHaruma-KさんのUnityUIPlayablesなわけなのですが...
機能としてはまさしく求めていたものであった反面、Inspectorが少々扱いづらかったり、uGUI用のライブラリであるため、当然それ以外のトラックは用意されていません。今回のプロジェクトではTransformやCameraを操作したかったため、このライブラリでは対応できませんでした。
というわけで結局自作した方が早いだろうという結論に至り、上記のDefault PlayablesやUnityUIPlayablesを参考に今回のTween Playablesを作りました。
やはり自作こそ正義...
Tween Playablesとは
Tween Playablesは、UnityのTimelineにトゥイーンアニメーション用のトラックを追加するライブラリです。百聞は一見にしかず、ということで、まずはこのツイートの動画を。
こんな感じのアニメーションが超簡単に作れます。便利。UnityのTimelineにトゥイーンの機能を追加するライブラリ「Tween Playables」をリリースしました!
— Annulus Games (@AnnulusGames) March 27, 2023
■特徴
・トゥイーン用のトラックを多数追加
・30種類以上のイージングを用意
・全てのクリップがブレンド可能
■リポジトリhttps://t.co/SiB6fwmNxT pic.twitter.com/E9airT8A7O
具体的には各コンポーネントに対応したトラックが追加され、Inspectorから直接トゥイーンの値を調整できるようになります。主要なコンポーネントには概ね対応しているほか、オブジェクトの操作にAnimationは一切使用しないため全ての作業がTimeline上で完結します。
各パラメーターにはトゥイーンの開始値と終了値、イージング関数、開始値からの相対値を利用するかをそれぞれ設定可能。この辺りはほとんどのUnity使いが使っているであろう、DOTweenの設定項目に寄せています。
v0.9.0?
こちらのTween Playables、現在(リリース時)のバージョンはv0.9.0となっています。これについてですが、現在このライブラリはプレビュー版としての公開で、機能が揃い次第v1.0.0として正式にリリースしようかと考えているためです。
一応主要な機能は揃っているものの、TextMeshPro向けの機能が弱かったり(可能であればテキストアニメーションも全部Timelineで作りたい)、Post-processing StackやURPなど、他のパッケージへの対応もあった方がいいかなーというのが少し。
設計周りも改善の余地があるので、その辺りもv1.0.0までには直しておきたいです。独自のトラックを拡張できる機能も欲しいし。
というわけで今回のTween Playables、なかなか便利なものになったはずなので是非使ってみてください!
バグ報告や改善の提案などもあればどんどん教えていただけるとありがたいです〜!



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